赤ちゃんには夜泣きが付きものです。赤ちゃんは泣くのが仕事とよく言いますが、なぜ泣いているのかも分からないし、ママまで寝不足になってイライラしてしまいませんか?なぜ大人みたいに眠いときに寝ないのだろう…って思ったりしていませんか?ここでは私の実体験もふまえて、夜泣きの悩みと対策をお話していきたいと思います。
「夜泣き」とは?夜の授乳は夜泣きではない
生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別がないため、ママのお腹にいた時のリズムが染み付いています。そのため、生後2~3ヶ月頃までは約3時間置きの授乳が続きます。ママが起きていても寝ていても関係なく「濡れたオムツの不快感」や「お腹がすいた」と泣くのでママは細切れでしか眠れません。
私はこの、乳児が2~3時間おきに目覚めて泣くことを「夜泣き」だと思っていたんですが、実はこの頃の夜間の泣きは一般的に言われている「夜泣き」とは別物だそうです。
「生後6か月頃から1歳半くらいの赤ちゃんに見られる、夜間の理由の分からない泣き」が一般的に言われている「夜泣き」というもので、赤ちゃんの成長に個人差があるように、夜泣きにも赤ちゃんによってそれぞれ変わるようです。
我が家の息子は新生児の時は3時間おきの授乳で、泣く理由もオムツか空腹だけ。それ以外の時間はほぼ寝ていたので、同じ月齢の子と比べてよく寝る子だったと思います。
4ヶ月頃から少しずつ夜もまとめて寝てくれる日も出てきて、少しずつ楽になってきたかなと思っていたんですが、5ヶ月が経つ頃から変わりました。日中も夜寝る前も機嫌が良いんですが、夜中にいきなり泣き出すという「夜泣き」が始まりました。オムツを替えて、ミルクをやって抱っこして数10分。何とか寝かしつけても、また何時間も経たないうちに泣き出してしまう…。泣いている理由がわかりません。これが実に8ヶ月頃まで続きました。
私の睡眠時間も新生児の時と同じぐらいまで削られてしまい、精神的にかなり参ってしまいました。会社員である主人は朝になれば仕事に行かないといけないし車の運転もあるため、できるだけ睡眠を確保しようと別室で寝ていたんですが、息子の泣き声が聞こえてくるので夜中に何度も目覚めてしまい、結局寝不足の毎日が続きました。
これでは一家でやばいという話になり、主人もインターネットで色々な対策を調べてくれたので、我が家の生活リズムを見直す事にしました。
我が家のネントレ!大人中心の生活から息子中心の生活へ
- 21時~22時の間にお風呂 → 20時までにお風呂
- 23時頃に就寝 → 21時完全消灯・就寝
- 日中は眠い時にしか寝ない → 午前・午後で最低30分でも昼寝をさせる
- 家にひきこもり → 支援センターなど外に出て遊ばせる
- 大人が寝る前(深夜)にオムツを替える
上記の生活リズムに変えたところ、徐々に夜泣きがなくなり、息子の睡眠時間が長くなってきました。それに伴って主人は朝まで寝られるようになり、私も朝までとはいえませんが数時間はまとめて眠れるようになってきました。
また、ハイハイが出来るようになると目が離せないほど動くようになったので、勝手に体を動かして疲れ切ってくれるようになり、よく寝てくれるようになりました。
また、夜泣きが酷く息子の睡眠時間が足りていない頃、息子の身長の伸びが止まってしまい本当に心配しましたが、生活リズムが整ってきたことで身長もまた伸び始めてきて、心配のタネが1つ解消されました。
まとめ
「赤ちゃんは泣くのが仕事だから」とよく言われますが、実際24時間そばでお世話をしているのは、ほかの誰でもなくママ。どのような理由で泣いているのか分からないのに夜中起こされ、自分の睡眠時間がなくなってしまうとママ自身が疲れてしまうし、精神的にも不安定になりイライラしてしまいますよね。夜泣きがいつまで続くのかは、個人差があるので明確には言えませんが、一般的には2歳前までは続くようです。なので、まずは赤ちゃんの生活リズムを見直ししてみてはいかがでしょうか。見直すと、きっとその家庭の生活リズムの改善点なども出てくるはずです。
ママの手から離れるまでまだまだ先だなぁと思う反面、いざその時が来たらあっという間だなぁと思うようになるかもしれません。「赤ちゃんがいる生活」をこれからも楽しみながらお世話していけたら良いですね。