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幼児の忙しい朝にチェックリストを作ってみた

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忙しい朝には、子供にテキパキと動いてほしいのに、なかなか準備に時間がかかりますね。これは、次に何をすればいいかがすぐに思いつかず、無駄な動きが多くなるためと考えられます。

例えば、リビングで朝食をとった後に洗面台に手を洗いに行き、子どもの部屋で着替え、その後またリビングで検温し、歯磨きをしに洗面所へ行くなど、流れがスムーズでないと感じました。子どもの様子を見ているとじれったくなり、つい親が先回りして子どもの着替えを出したり、ハンカチの用意をしてしまうこともあります。

朝、親がすることは朝食の支度だけではありません。自分の身支度をしながら子供を起こし、自分も朝食を食べ、出社のための身支度を行う…その合間で子どもの動きを気にして声かけをし、タイミングを見て子供の髪の毛を結うまでしないといけません。

毎日毎日、同じことを繰り返し、大声で声をかける。「着替え終わったー?!」「ごはん食べおわったー!?」などと質問攻めになりがちです。子どもの準備が遅いと「まだなの?!」「もう食べ終わって!靴履いて!」など、さらに強めの口調で急かしてしまいます。

結果として娘はますます動きが鈍くなりグズグズし「行きたくない」となります。朝の余裕がない時にこうなると「じゃあ一人で家にいるつもり?!」と脅すような事になってしまい、教育上もちろん良くないのはわかっていますし、罪悪感で気持ちがよくありませんでした。

これらの問題を解決するため、朝起きてから家を出るまでの「やることリスト」を作ることにしました。このチェックリストは何度か試して調整をしました。ハンカチやティッシュなどを効率的な場所に配置換えし、チェック項目を減らしました(ベッドメイクは小学生になってからでいいと割り切るなど)。以下の写真は悩みながら作った朝と夜のチェックリストです。

「MorningJobs」の理由は、まずは朝分を作り印刷が終わってから「やっぱりChecklistの方がいいかな…」と思いなおしたのでそのままです。成長やライフスタイルに合わせてどんどん変えていくと思うので、次に印刷するときに修正します(笑)

クリアファイルに入れるかラミネート加工をすると、ホワイトボード用のペンでチェックマークを書いて消して、繰り返し使えます。

このチェックリスト作成により、準備する時間が短縮されました。何をすればいいかを考えずに済むようになり、動線に無駄がなくなりました。その結果、以前よりも早く家を出る準備が整い、娘はニコニコで玄関を出られるようになりました。

以前は、全ての行動を私が先回りして手助けしていました。娘が朝食をとっている際には私が体温計を用意し、靴を履いている時にはカバンを渡してやるなど、私が積極的にかかわっていました。しかし、それが娘の自主性を妨げていたことに気づきました。私がするべきことは、娘が自分で行動できるようにサポートすることです。チェックリストを作成してから、娘は私に言われなくても自分で洗面台に行って歯を磨きます。こうして子どもの自主性が育まれていることを実感しました。
以前は朝は文字通り「戦い」でしたが、チェックリストを導入することで私にも余裕ができ、朝の時間を気持ちよく過ごせるようになりました。

Wordなどでも簡単に作れますし、アナログに画用紙に書いたっていい。それもちょっと手間だと感じる方は「チェックリスト」もしくは「todo kids」などの単語で検索するとPDFダウンロード販売のページが見つかります。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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