飲み会帰りのスーツ、なかなかの残念臭ですよね。衣類用の防臭スプレーを振りかけて、さぁどこに干しますか?
脱いで、明日着るまでそこに掛けておきたいし、でもリビングにどーんとコートハンガーがあったら邪魔で仕方ない…。結局、ダイニングの椅子やソファに掛けてしまっている、朝にはシワが!なんてことありませんか?
そんなあなたにおすすめの、とってもスリムで軽く、どこにでもさっと移動しやすいコートハンガー(ハンガーラック)を紹介します。
スリムなので狭い部屋でも大丈夫
以前使用していた衣類ハンガーはクローゼットの代わりだったので大きく、場所もとるし重いものでした。衣類を掛けると、その圧迫感のせいでさらに部屋が狭く感じられたものです。
この『スリムコートハンガー』は、壁に対して平行に衣類を掛けるため、写真の通りで圧迫感がないのが最初の感想です。通常のハンガーは垂直に掛けますから、厚みだけで言うと半分ぐらい減ります。衣類2〜3着だけ掛けたいなら、スリムさを重視したいですよね。
デザイン的にも無駄な部分をそぎ落としているので、インテリアを邪魔しません。我が家の場合は白を購入したので、壁の白と同化し、溶け込んでいるので部屋を狭く感じることなく使用できています。
軽くて移動しやすいので場所を選ばない
服が掛かっていない状態で約1kg、掛かっていても数着なのでそう重くはないです。なので、ずさんですが私はそのまま衣類ごと落とさないように持ち運んでいます。大事な衣類の場合はもちろん別で運びます。
ただ、移動しやすいといっても、実際はそうあちこち持ち歩くわけではありません。我が家では2箇所だけを行き来して使用しています。
①普段はリビングで
《スーツ掛けに》
毎日帰宅して脱いだスーツを掛けています。脱ぐ場所であるリビングに設置しているので、椅子に掛けてしまうということも減りました。また、翌朝もリビングにある方が着やすいです。
《少し濡れた服やバッグの一時掛けに》
休日に洗濯等でスーツが出払っている間は、他の物も掛けることがあります。雨で少し濡れた服をここで乾かしたり、今から使うバッグを一時掛けしたりします。
②ときどき玄関へ
《来客時の上着掛けに》
来客時はあらかじめ玄関に移動させておくと、何も言わなくてもここに上着を掛けてくれます。ただ、一見すると壁にくっついているように見えるので、お客様が自分で掛けたり外したりするときに引っかかって壁からずれて落ちそうになる…ということも実際ありました。「立て掛けているだけの仕様だ」と先に伝えておいた方がいいかもしれません。
《料理の匂いをつけたくないとき》
焼肉やたこ焼き、鍋料理等、衣類に匂いがつきやすい調理をする場合も、服のかかっているコートハンガーをリビングから玄関に退避させます。
服に臭いがついてから対処するより、最初から避難させてしまった方が簡単なのです。
重たいものはNG!2〜3着まで
このコートハンガーの難点をあげるとすれば、床の滑り止め以外には壁に一点だけで接しているという軟弱性です。
対荷重は約5kgですが、冬用のずっしりしたコートを数着掛けようとすると、たわみます。ひどいと壁からずれて倒れてしまうこともあるので、重たいものは避けた方が良いと思います。
そもそも軽い衣類をちょっと掛ける用の、サブのコートハンガーといった仕様なので当然といえばそうなのですが、掛けるところがあるとつい何でも掛けてしまいたくなるんですよね。なので、我が家の場合は、基本的にスーツの定位置と、来客時の上着掛けだけに使用するよう、マイルールを設けています。
このハンガーのブランドであるtowerから、別の大きいタイプも販売されているので、しっかりと自立してほしい、冬用のコートもがっつり掛けたい、という場合には、目的に応じて選ぶのが良いと思います。