離乳食が進んで子どもが「自分で食べたい」という意志を持つようになると、嬉しい反面、ため息をつきたくなるような場面も増えますね。ご飯をつかんだ手で顔を触れば手も顔もカピカピになりますし、テーブルや床に食べこぼしが増えれば、掃除も大変になります。一生懸命作ったのに食べてくれず、ぐちゃぐちゃにされたらショックですよね。食事のストレスを少しでも減らすため、子どもが食べやすく、ママも簡単に作れるレシピをご紹介します!
おすすめ簡単レシピ 食事編
■納豆焼きおにぎり<主食>
- ご飯 お茶碗1杯分
- 納豆 1パック
- 長ネギ 5cmくらい
- 片栗粉 適宜
納豆は、粒・ひきわりどちらでもOK。ネギはみじん切りします。全て混ぜ合わせ、かたまりを作りやすいように、様子をみながら片栗粉を適量入れます。スプーンですくい、フライパンで焼き固めれば完成です。
☆焼き固めるので、ご飯がベチャベチャになりにくいです。
■お好み焼き風おやき<主食>
- 小麦粉 100g
- ベーキングパウダー 5g
- 水 100ml
- ささみ 大2
- キャベツ、人参、玉ネギ お好みで
ささみは茹でて、食べやすくほぐしたものを使います。お野菜はお好みで、他のものを入れてもokです。全て混ぜ合わせ、フライパンで焼いたら完成です。
☆とろけるチーズを入れるのもおすすめです。
■豆腐ハンバーグ<主菜>
- 絹豆腐 80~100g
- 鶏むねひき肉 120~150g
- ニラ 1束
- 片栗粉 適宜
豆腐は水切り不要です。ニラはみじん切りにします。全て混ぜ合わせて、かたまりを作りやすいように、様子をみながら片栗粉を適量入れます。スプーンですくい、フライパンで焼いたら完成です。
☆ひき肉が多いと、しっかりかためのハンバーグに。豆腐が多いと、形崩れはしやすくなりますが、フワッとやわらかいハンバーグになります。
■鶏肉のやわらかテリーヌ<主菜>
- 鶏むねひき肉 100g
- おから 30g
- 卵 1個
- ブロッコリー お好みで
- オリーブオイル 小1弱
ブロッコリー以外を混ぜ合わせ、耐熱容器に入れます(薄めに平べったく入れます)。茹でたブロッコリーを小さく分けて、ところどころに埋め込みます。ラップをしてレンジで(600w)3~4分加熱して完成です。
※(注意)レンジの加熱はムラが出るので、容器の向きを変えたり、全体が加熱されるように気をつけてください!
☆加熱後は汁気が出ますが、そのまま冷蔵庫で冷やすと全体がしっとりします。
■サーモンのピカタ<主菜>
- サーモン 1切れ
- 小麦粉 少々
- 溶き卵 少々
- バター 適量
一口大に切ったサーモンに、小麦粉と溶き卵をまぶします。バターをひいたフライパンで焼いて完成です。
☆お刺身用のサーモンを買うと、調理の手間が省けます。
おすすめ簡単レシピ おやつ編
■バナナパンケーキ
- 小麦粉 100g
- ベーキングパウダー 5g
- 水 100ml
- バナナ 1本
バナナをボウルに入れて、フォークなどでつぶします。全てを混ぜ合わせ、スプーンですくい、フライパンで焼いて完成です。
■きなこパン
- 食パン 1枚
- きな粉 適量
食パンを一口サイズに切ります。パンときな粉を袋に入れて、シャカシャカ振って完成です。
■さつまいも蒸しパン
- 小麦粉 100g
- ベーキングパウダー 5g
- 水 80ml
- さつまいも 40g
- 油 10~40ml
さつまいもはコロコロと小さく切っておきます。全てを混ぜ合わせます。耐熱容器の半分くらいまで入れます。10分蒸して完成です。
☆フライパンに水を張り、その中に容器を入れて蓋をすれば、蒸し器代わりになります。油の量が多いほど、しっとりとした蒸しパンになります。
ストレスならいったん休んで、楽しい食事に
私の息子は1歳過ぎても手づかみ食べをしませんでした。手でつかんでも、握りつぶす、テーブルにこすりつける、床に落とす、このどれかしかしません。毎食手づかみさせていたときは、食事の時間がストレスになっていました。
あるとき、今日は特別に手づかみをやめてみよう!と思い、手づかみさせずに食事をしてみたら、全くストレス無く、楽しく食事をすることができました。息子もいつもより調子良く、楽しそうに食べてくれていたような気がします。その日から、毎食手づかみ食べさせるのではなく、息子の食いつきが良いとき、こぼしたりしても簡単に片付けられるメニューのときにだけ手づかみをさせるようにしました。それでもなかなか口に運んでくれず、もどかしい思いをしましたが、1歳3ヶ月になったある日、お気に入りの蒸しパンを手づかみで食べてくれました。自分の手で食べる姿は、とてもかっこよく見えました!
それからは、メニューを工夫して、できるだけ毎食、手づかみ食べができるような食事を心掛けています。一口サイズに切ったバナナやみかんを、そのまま手づかみさせることもあります。
今回ご紹介したレシピは、我が家の定番メニューです。お野菜や果物をかえたり、小麦粉を米粉にしたり、色々アレンジもしやすいと思います。こちらのレシピを参考に、自分が作りやすく、子ども好みのオリジナルメニューを作ってみるのはいかがでしょうか?