掃除機といえばダイソンと言っても過言ではないほど、ダイソンの吸引力の高い掃除機は有名ですよね。憧れの存在ではあるけれど、値段が高くてなかなか簡単には手を出せない…という方が多いのではないでしょうか。我が家では思い切って、V11を購入しました。実際に使ってみて、高いけど買ってよかったー！と思いましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダイソン V11とは？
ダイソンは、イギリスに本拠地を構える電気機器メーカーです。サイクロン式掃除機をはじめて開発・製造した会社です。ダイソンで最も有名なものは掃除機ですが、他にもPure Hot&Coolなどの空調家電、Supersonicなどのヘアケア家電も人気の商品です。ダイソンの掃除機には、コードレス掃除機、ハンディ掃除機、ロボット掃除機、キャニスター掃除機があります。中でも売れ筋はコードレス掃除機です。「コード付き掃除機よりも確実にゴミを吸い取ります」というフレーズは、テレビCMで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
さて今回紹介するのは、V11シリーズです。パワフルなバッテリーとなり、前モデルのV10に比べて吸引力は25%アップし、運転音は11%減少し、最長60分の運転時間となりました。吸引力はエコ・中、強の3つのモードから選ぶことができます。本体部分には液晶ディスプレイが搭載されており、秒単位のバッテリー残り時間や、メンテナンス通知などが表示されます。ソフトローラークリーナーヘッドは、ブラシを覆うナイロンフェルトが大きなゴミを捕らえ、同時に静電気を抑制するカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除いてくれます。また、専用充電ドックで本体は自立が可能です。
スペックは本体質量は2.75kg、充電時間は3.5時間、高さ246mm、奥行1257mm、幅250mmです。
V11はabsolute pro set(クリーナーヘッド2点、付属ツール7点)、fluffy (クリーナーヘッド1点、付属ツール5点) 、fluffy ＋(クリーナーヘッド1点、付属ツール6点)の3パターンでの購入が可能です。
基本はFluffy→充電ドックが増えるとFluffy＋→ダイレクトドライブクリーナーヘッドとフトンツールが増えるとabsolute pro setになる、といった具合です。
ダイソン V11購入のきっかけは？
我が家ではコードレス掃除機の使用歴が結構長く、エレクトロラクスのエルゴラピードを2代に渡り使っていました。思い立ったときにパパッと掃除ができるのでとっても便利なのですが、コードレス掃除機はバッテリー駆動なので、どうしても吸引力がコード付き掃除機には劣り、細かいところはゴミやほこりが残っていました。なので、平日はコードレス、休日はコード付きで仕上げ掃除…という形で使用していました。
子どもが生まれ、ホコリが気になるようになったのでますます掃除機をかけるようになったのですが、やはり残ってしまうところが気になります。でもやっぱりコードレス掃除機の手軽さは捨てがたい…。
吸引力の強いコードレスといえばダイソンです。ただ、ダイソンのイメージは、高くて、駆動音が大きくてうるさくて、充電スタンドがないので壁に穴を開けないといけない…とマイナスイメージが強かったのです。
そんなとき登場したのがV11です。値段は相変わらずですが、駆動音が静かになり、なんと待望の充電スタンドが誕生したとのこと！しかもヘッドを変えると布団クリーナーにも出来るのです。レイコップの購入も考えていたのですが、ダイソンを買えば1台の購入で済みます。というわけで思い切って購入することにしました。
実際にダイソン V11を使ってみた！
早速掃除をしてみました。本体のスイッチを押している間だけ駆動しますので、押しっぱなしで本体を動かす必要があります。本体が少し重めで、スティックが長いため安定しにくいので、片手で掃除をするのは少し手が疲れてきます。もう片方の手をスティックに添えると楽に使うことができます。コードレス掃除機の良いところは、片手でさくさく掃除ができるところだと思っていたので、使いはじめは「ちょっと手軽には使いにくいかな…」と思いました。
ですが、やはり吸引力が他の掃除機とはケタ違いです。吸いきれなかった端の方やフローリングのすきまのほこりや細かなゴミも簡単に吸い込んでくれます。前に使っていた掃除機では吸い残しがあっても見ないフリ…なんてことが多かったのですが、吸い残しは少なくすごく部屋がきれいになった感じがします。吸引力はエコモードでも十分なくらいです。音も普通の掃除機と変わらず、気になりません。
ゴミ捨てがスイッチ一つでパカっと開いてくれるのも楽チンでありがたいところです。
とはいえ、子どもを抱っこしながら掃除するのにはやはり向いていません。両手が使える状態での使用をおすすめします。
付属ツールの中でもよく使っているのは、ミニモーターヘッドです。私が購入したV11 Fluffy ＋では、フトンツールがついていませんでしたが、このミニモーターヘッドも布団クリーナーとして使うことができるのです。レイコップのようにゆっくりと布団の上を滑らせると..信じられないほどのホコリと謎の白いカス！！布団クリーナーのCMやテレビショッピングでデモをしていて、「ほんとにこんなに吸い取れるの？」と思っていましたが、本当でした…。吸引力が強いので結構力がいりますが、たっぷりゴミがとれるのを見るとやりがいがあります。花粉症の娘がその日の晩は鼻づまりが楽になった気がするのは、気のせいでしょうか！？
充電スタンドは、高さが120cmほどありますがホワイト一色でロゴなどもないので、インテリアの邪魔になりません。土台部分は直径30cmほどあります。我が家では付属ツールを100円均一の蓋付きのカゴに入れて、土台部分に置いておき、使いたい時にすぐ付け替えられるようにしています。
今回は、ダイソンのV11シリーズをご紹介しました。吸引力は申し分なく、ごく一般的な一軒家なら、中モードで充電はなんとかもちます。布団クリーナーとしても使えるので、お値段ははりますが購入してよかったと思います。さすがの吸引力で掃除が楽しくなりました！購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
