毎日食べても飽きない、塩味のゆでたまご、略して塩味玉。作り置きしておけば、そのまま食べても良し。スープの具として良し。切って添えるも良し。つぶしてマヨネーズで和えてたまごサラダにするも良し。何かと使い勝手のよい味玉です。
うちは幼児がいるので薄めですが、その方が飽きずに、アレンジも効いて重宝しています。塩味各自で調整してくださいね。
塩味玉作りに必要なもの
基本的にはシンプルに「塩」の味です!塩と味の素以外の調味料は使用しません。
- 卵が入る深さの鍋
- 卵を漬ける容器
- ゆでるための水
- 卵6個~8個
- 塩水用の水400ml
- 塩小さじ2弱
- 味の素6ふり~8ふり(パンダの容器)
- ※もしあれば:卵を冷やすための氷
- ※もしあれば:酢(糖などが入っていないもの)大さじ1位
塩味玉の作り方
- 鍋に水を入れて火にかけます。冷蔵庫から出してすぐの卵を用意し、剥きやすくするために穴を開けます。穴を開けるマシンがなければ、コンコンとヒビを入れておくでも可。
- お湯を沸かしている間に、卵を漬けるための塩水を作ります。容器に塩を小さじ2弱(うちでは、夏だと小さじ2,夏以外は小さじ1.6くらいで作っています)、味の素をお好みで6~8ふりくらい入れ、400mlほどになるまで水を注ぎます。
※容器の大きさや直径によっては水が足らない事があるかも。少しくらいなら卵が漬かってなくても大丈夫です。
※塩水を増やす場合は水200mlに対し塩小さじ1位で作って足すとよいです。
※味の素がなくても作れますが、入れたほうが塩の角が気にならず、まろやかで美味しいです。
- お湯がボコボコと激しく沸騰したら卵をそっと入れます。もし酢があれば卵を入れる前に鍋に入れてください。酢を入れておくと、白身が出てきそうな万が一の時に助かります。酢の味は付きません。
茹で時間は、固すぎず柔らかすぎずの9分がオススメです。これも好みなので、好きな茹で時間を見つけてくださいね。 - 茹で終わったら卵を冷やし(可能なら水に氷を入れてしっかり冷やす)、殻をむいて2の容器に入れて冷蔵庫へ。
うちでは夜のうちに作って、朝にはできている感じです。遅くても24時間以内に塩水を捨てます(それ以上はしょっぱくなってしまいます)。3日を目安に食べきってください。
卵は1日何個まで?1日1個は迷信です
結論的に述べますと、”卵は1日1個まで”は昔のことで、今では迷信です。
1913年、ロシアの病理学者、ニコライ・アニチコワがウサギに卵を与えた結果、動脈硬化を引き起こしたという実験が行われました。この実験により、世界中で「卵は1日1個まで」という迷信が生まれました。しかし、この実験の誤りは、ウサギが草食動物であることです。卵は動物性食品であり、ウサギが本来摂取しない食品を強制的に与えたため、ウサギの死亡例もあったと言われています。この実験は誤ったものであり、それにもかかわらず、100年以上が経過した今でも多くの人々が「卵は1日1個」という迷信を信じているのは驚くべきことです。
厚生労働省は2015年に発表した日本人の食事摂取基準で、食事からのコレステロール摂取の制限目標を撤廃しました。したがって、一般的な常識は既に変わっています。
実際に、卵はヒヨコの成長に必要な栄養素が豊富に含まれている真の栄養のカプセルと言えます。タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。卵は言わば「天然のサプリメント」なのです。長寿の人々の中には、毎日卵を摂取していることで有名な人も多くいます。したがって、迷信を捨てて、健康のために毎日卵を3個食べることをおすすめします。
※既往症や不安のある方は医師に相談してください。