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産後の不安はどうして起こる?原因と子育てを乗り切る方法

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赤ちゃんが生まれて嬉しい…はずなのに、何故か不安ばかり考えてしまう。そんな気持ちはありませんか?確かに妊娠出産はおめでたいこと。ママだって嬉しくないわけがありませんよね。
でも不安や心配ばかりが出てくる。どうしてだろうと時にはふさぎこんでしまったり…。
確かに子育ては大変です。私も経験していますが自分が想像していたより大変なことでした。

「ちゃんとしたお母さんになれるんだろうか…」
「私は母親失格かも…」

実はその不安や心配は妊娠出産によるホルモンバランスの変化から起こっています。なので誰しもに起こりうることなんです。ここでは産後のどんなことが不安と感じるのか、また上手く乗りきるにはどうしたらいいのかを、私の経験を交えてお話していこうと思います。

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産後の子育てはどんなことで不安を感じる?

・身体的な不安

出産は体力を使うので産後はいろんなところに不調をきたします。また授乳や赤ちゃんのお世話などが忙しく、必ずと言っていいほど睡眠不足になります。

私は1人目を産むまで
「赤ちゃんはおっぱいを飲んだら寝る」
「おっぱい以外はずっと寝ているもの」
と思っていました。

でも、それが、寝ないんですね。うちの子どもは寝付きも悪くすぐ起きるので、1日の大半は泣いてばかりいました。自分も寝不足で半分朦朧とするなかで授乳をしたり、オムツを替えたり、床に下ろすと泣くので抱っこしたままソファーで寝ることがほとんど。
そんな生活をしていたせいか食事もまともに摂れず、母乳もしばらく安定しませんでした。これまた母乳も「産んだら必ず出るもの」と思っていたので、頑張らないと母乳が出ない人もいるだなんて知りませんでした。

・精神的な不安

子育ては時に「孤独」です。私は特に産後半年くらいまでそう感じていました。まず朝が来るのが憂鬱なのです。夫が仕事に行ってしまい、日中は泣き止まない子どもと2人。
お出掛けにも馴れていなかったので、私はほぼ引きこもっていました。子どもの健診に行くと、他のママはキレイに化粧したりと産後とは思えないほど。それがまた余計に私を落ち込ませるのです。時にはグズグズしている子どもに向かって「もういや!」と叫んでしまったり、一緒に泣いてしまったり…。私は母親になる資格は無かったんじゃないのかとすら思ったことがあります。

・経済的な不安

育児をするには、当たり前ですがお金もかかりますよね。オムツはすぐ無くなるし、ミルクも「誰か飲んだ!?」と思うほど、気付けば缶の底が見えていたこともしばしば。ベビー用品もあれやこれやと買い揃えていると、あっという間に出費がかさんでいきます。

産後の不安はホルモンバランスが原因だった!

冒頭で「ホルモンバランス」の事を書きました。妊娠中や産後はそれぞれ役割のあるホルモンが分泌されるのですが、そのホルモンの変化が実は産後の不安感に関係しているのです。
10ヵ月間もお腹で赤ちゃんを育て、また産後もおっぱいを出したり、体調を戻すためにママの体はすごく変化しています。そのため、日々の忙しさや環境やホルモンバランスの変化で、意味もなく泣きたくなったり、イライラしてしまったりという症状が出てきてしまうのです。ひどくなると「産後うつ」と言われます。実際私の周りでもなってしまったママは多く、意外に「え!?あの人が?」という感じの人が多かった気がしますね。でもそれほど、誰にでも起こりうることで、決してママのせいではなく体のシステムがそうさせてしまうのです。

穏やかに産後の子育てを乗り切りたい!悩むママに知って欲しいこと

・無理をしない!

私は今思えば、産後は家事なんてほったらかしてダラダラすればよかったなと思います。子どもが寝たら溜まっている家事を済まそうとして、とにかく頑張りすぎていました。料理だって簡単な物でもお惣菜でもいい。この時期がずっと続くわけではありませんから、一時的にと思って簡単に済ませていけばいいのですよね。

・最初から完璧な母親なんていない!

産んだ瞬間から完璧な母親はいません。「育自」という言葉があるように自分もまた子どもと共に成長していくのです。1人目の子が新生児の時、ある日突然子どもが吐きました。私は病気なんじゃないか、病院へ連れていかなきゃ、とオロオロしたのを今でもはっきり覚えています。夫の方が冷静でしたので、しばらく様子を見ようと言いました。それ以降子どもが新しい病気になる度に1つずつ私も成長していきました。今でも子どもに成長させてもらっています。特に上の子は全てが初めてなので、起こるトラブルも初めてですからね。

・息抜きは大切!

パパやおばあちゃんなどに頼れるなら頼って、1時間でも自分の時間を作る事は、子育てをするなかでとても大切です。友達とランチしたり、「とにかくまとめて寝たい!」とそんな理由でもいいのです。身近な人が頼れないのなら保育園の一時預かりを利用してみるのもオススメです。

・悩みは1人で抱えない!

地域には保健センターや子育て支援センターが設置されています。子どもを遊ばせ、ついでに保健師さんや保育士さんに相談してみたり、1人で子育ての悩みを抱えないことも大切です。もちろんパパや育児の先輩であるおじいちゃんやおばあちゃんに相談するのもいいと思います。またどうしても不安や心配で日常生活に支障が出るようなら、早めに病院へ受診してくださいね。

 

どんなに待ち望んだ赤ちゃんの誕生でも、子育てに対する不安は必ずあるものです。ママだって人間ですから泣きたいときは泣けばいいし、不安が出てくるのは小さな子どもを守るために必要な感情だと私は思います。不安が来たらまずは1つ1つ対応していきましょう。1度にたくさん考える必要はありません。ゆっくりのんびり赤ちゃんと成長していけばいいのですからね。

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