キャンプには行きたいけど、テントから道具から全て揃えるのは…ちょっとハードルが高いですよね。でも大丈夫。道具一式レンタルできるキャンプ場も増えてきて、食材すらも現地で購入できるところもあります。おうちから少ない荷物で出発でき、以前よりもっと気軽にキャンプを楽しめる時代になりました。ただ、そんな中でもこれだけは常備したい!というアイテムが、今回ご紹介するキャンプ用バーナー(コンロ)。キャンプ用にはもちろん、非常用にも普段使いにも活躍する優れものを集めてみました。
コンパクトな機能美!snowpeakシングルバーナー『HOME&CAMP』
有名アウトドアブランドのひとつ、snowpeakから、 2019年7月に発売されたばかりの『HOME&CAMP』バーナー。使用時のサイズ感は一般的な家庭用カセットコンロぐらいですが、無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなデザインが特徴です。華奢に見えて実は重量1.4kgと安定感のある作り。鍋の直径は最大30cmまで対応しているので、土鍋にも使用できます。そしてイチオシなのは、この収納スタイル。使用時はボンベを入れていたスペースが、収納時には代わりに五徳が格納される仕組みになっています。このおかげで、キャンプ場への持ち運びがしやすいのはもちろんのこと、キッチンでも収納しやすいコンパクトさ。生活感のないかっこいいフォルムなので、あえて見せる収納にしても素敵ですよね。
ただ、家庭で使用する場合には、別売りのシートを下に敷いた方が安心です。直接テーブルに置くと、バーナーの脚の部分で傷がついたり、多少の熱で天板が傷むこともあるかもしれません。バーナーとシートがセットで販売されているものもありますよ。
バーナーといえば安心のSOTO『レギュレーターストーブ』
家庭用というよりキャンプがメイン、できるだけ軽量のものが良い!という場合はこちらがおすすめです。カセットガスとカップも付属したセットなので、すぐ使用できます。本体重量は350gととても軽量で、対応する鍋の直径は最大19cmまで。家庭でも非常用であれば十分のサイズですね。SOTOの魅力は、なんといってもガスの火力と安定性です。キャンプ地では風や気圧、寒さなどの問題がありますが、こちらはマイクロレギュレーターという機能により、寒い時期でも火力が安定します。夏場でも高地だと朝晩はとても冷えることがあるので、安定した火力はマスト条件ですね。
使用中、五徳は脚まで熱くなり、テーブルの設置面が変質してしまう可能性があるので、別売りのアシストグリップを被せる必要があります。また、点火スイッチが少し奥まった位置にあるため、点火グリップも付けた方が良いみたいです。これらと、本体の収納ケースがセットになって販売されているので、一緒に購入した方が良さそうですね。
もっと大きい鍋に使いたい場合は、同シリーズで鍋の直径25cmまで対応のバーナーもあります。
家庭用でお馴染み!Iwataniのキャンプ用バーナー
とにかく安価に抑えたいなら、信頼のIwataniバーナーが人気です。家庭用のカセットコンロなら昔からよく見かけますが、キャンプ用もあるんです。本体価格はもちろんのこと、カセットガス自体も安価なのでランニングコストを気にしなくて済みますね。ガス缶は他のアウトドアメーカーと違って比較的手に入りやすく、コンビニでも購入できます。安いだけではなく、信頼できるメーカーなので安心ですね。置ける鍋の直径は最大18cmまでなので、こちらも家庭で使用する場合は非常用として。本体の重量は274gと、今回ご紹介する中では一番軽いですよ。
まとめ
お気に入りのバーナーでどんなキャンプ料理を作ろうかと考えると、わくわくしてきますね。レトルトカレーでも、コーヒー1杯でも十分。いつもより美味しく感じられることでしょう。
最後にひとつ注意してほしいのは、使用するカセットガスの互換性についてです。基本的にどのメーカーのものでも規格が統一されているので使えるようですが、万が一、ガス漏れなどで事故が起きた場合、他社のガスだと補償してもらえないようです。バーナーのメーカーに合わせて、それぞれ純正のカセットガスを使用する方が安心ですね!