おうち遊び、どうしていますか?せっかくのお休みの日でも、雨が降ったりしているとお外で遊べませんよね。狭いお家の中で走り回られるのも困るし、かと言って一日中ずっとテレビやYouTubeを見せているのも何だか…。私も家事などで忙しく、子どもに付きっきりで絵本を読んであげたりするのもなかなか難しいので、「何かいいおうち遊びがないものか?」と、密かに悩みのタネでした。そんな時、本屋さんでふと目にしたこちらの【あそんでまなべる!マグネットさかなつりずかん】(金の星社)。これが意外にも私の子どもたちに好評だったので、ご紹介してみたいと思います。
おさかなマグネットが70個!たくさん釣れる!
本を開いてまずびっくりしたのは、おさかなマグネットの豊富さです。その数、なんと70個!
たくさんあるので、子どもたちも夢中になって釣っています。子どもたちはまだ小さいので魚の名前などまでは理解できないのですが、一般的なサメやマグロ、マンボウなどに加えて深海魚であるリュウグウノツカイなど、少々マニアックな魚まであって大人も楽しめます。おさかなだけではなく、宝箱やワカメ、よく川底に沈んでいそうな長靴・やかんなどもあって遊び心がありますよ(笑)
おさかなマグネットの大きさは大きいものから小さいものまであるので、2歳の子どもでも釣ることができ、魚釣りを楽しんでいます。
今は釣った魚の数で競っている子どもたちですが、図鑑の最後には「どの魚を釣ったら○点」という得点表もありますので、もう少し大きくなったら釣った魚の合計得点を競い合うという遊び方もできるかなと思っています。
釣り竿が2本付いているので兄妹やお友達と一緒に楽しめる!
釣り竿が2本付いているのも嬉しいポイントです。
私には男の子と女の子の2人の子どもがいるのですが、いつもおもちゃの取り合いをしているので、もし釣り竿が1つしかなかったら順番を待てず、すぐに兄妹で取り合いになっていたと思います。ところがこちらは赤色と緑色の2本の竿が入っていますので、「わたしはみどりー」などと言いながら、2人で仲良く遊んでくれるのは本当に助かります。
また、おさかなを並べる海ボードも通常の海とちょっと暗めな深海の海の両面で遊べます。深海版には海賊船のようなものも沈んでいて、子供たちは「こわーい」と言いながらも楽しんで遊んでいますよ。
あそびながら学べる!
【あそんでまなべる!マグネットさかなつりずかん】というだけあって、もちろん魚の図鑑としても楽しめます。サンゴ礁・沿岸・砂や泥・深い海(深海)など住む場所ごとに分けて、そこに住む魚たちが紹介されています。魚以外のタコやイカ、ヒトデなども載っていますよ。おさかなの説明も簡潔で分かりやすい内容になっていますので、お魚好きのお子さんはもちろん、そうでないお子さんでも大人と一緒に楽しめると思います。この図鑑をきっかけにおさかなに興味を持つ…というお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
小さなマグネットには注意
マグネットの数は70個と非常に多いのですが、その大きさは大きいものから小さいもの、長細いものなど様々です。そのため、1~2個が行方不明になることも多いです。我が家ではお片付けの際、毎回きちんと数を確認しているわけではないので、よくカーペットの下や何かの隙間から出てきたりしています(笑)。紛失ならまだいいのですが、何でも口に入れてしまう時期の小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんがマグネットを飲み込まないよう特に注意してくださいね。
今回はおうちあそびにおすすめの【あそんでまなべる!マグネットさかなつりずかん】をご紹介してみました。「マグネットのお魚を釣る」という、大人からしてみれば何ということもない遊びではありますが、保育園児である私の子どもたちにとっては磁石がくっつくという現象がたまらなく面白い様子で、この図鑑を渡してから毎日にように「おさかなするー!」と言って魚釣りを楽しんでいます。
お子さんの年代によって遊び方を工夫すれば、お子さんから大人まで一緒になって楽しんで学べる一石二鳥な「マグネットさかなつりずかん」。是非、おうち遊びのアイテムの一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか?