母乳育児を考えている、または母乳育児をしていても、哺乳瓶が必要な場合があります。
おっぱいにトラブルが起きていると母乳をあげることができません。
一時的に母乳をあげられない!
母乳育児を考えているけれどうまくいかない!
という方に最適で、産院からもおすすめされる哺乳瓶があります。
それが今回ご紹介する母乳相談室です。
ネーミングからも想像できるように、この哺乳瓶は母乳育児で悩むお母さんをサポートしてくれるものです。
今回は、母乳相談室が他の哺乳瓶と違う点や、母乳育児でおすすめされる理由をまとめました。
母乳育児の味方!ピジョン母乳相談室とは?
私は出産後すぐには母乳が出ませんでした。そのため最初のうちはミルクを哺乳瓶であげていました。私が出産した産院は母乳育児を推奨するところだったので、哺乳瓶は母乳相談室が使われていました。
母乳相談室の商品説明には「桶谷式直接授乳訓練用」と書かれています。「桶谷式認定者の指導のもとで使用するように」との記載もあります。「桶谷式」とは助産師の桶谷そとみさんが考案した母乳育児の方法です。独自のマッサージ法などでおっぱいの調子を整え、母乳育児のサポートを目指すやり方が桶谷式母乳育児と呼ばれています。
どのように母乳育児をサポートしているのかは、母乳相談室の構造からわかります。
赤ちゃんがくわえる乳首の部分は、サイズがSSサイズしか用意されていません。
哺乳瓶を使った後に、母乳育児に移れるようにトレーニングするためのものなので、こういった仕様になっているようです。
乳首の形も、実際の乳首と同じような感じで使えるように考えられています。母乳を飲むには赤ちゃんの吸う力が必要です。それを再現するように、母乳相談室の乳首は、強く吸って少しの量が出てくる仕組みになっています。
このように、母乳育児サポートのためのものなので、他のものとは一風変わった哺乳瓶なのです。
ピジョンの哺乳瓶「母乳相談室」のデメリットは?
母乳相談室には、母乳育児の味方として私もお世話になりました。
使っていて感じたデメリットをあげるとしたら、授乳に時間がかかるという点でしょうか。
母乳相談室は、赤ちゃんが母乳を吸うためのトレーニングとして、わざと吸いにくいように作られています。
これは先にも述べたように、赤ちゃんが母乳育児に移れるように考えられたもので、メリットでもあります。
赤ちゃんが哺乳瓶の乳首の方が吸いやすいと感じ、母乳を拒否して飲まなくなる「乳頭混乱」という問題も起きにくいとされています。
しかし、個人差もありますが、普通の哺乳瓶よりも授乳に時間がかかりやすいかもしれません。
生まれて間もなく、まだ授乳回数が多い時期に使うことになるので大変だと感じる方もいるでしょう。
赤ちゃんを抱っこして哺乳瓶を持った状態を続けるのは結構疲れるものです。
哺乳瓶を使わなくなってもアレンジできる!?
私は母乳相談室を2本購入しましたが、使っていたのは子供が生まれてから1ヶ月の間だけでした。
その後は特に母乳のトラブルが起こらなかったので、母乳相談室は使わないまま置いてありました。
子供が大きくなってきて、いよいよ哺乳瓶を使うことがなくなった頃、哺乳瓶をどうしようかと迷いました。
あなたなら、使わなくなった哺乳瓶をどうしますか?
私はもったいなくてなかなか捨てられなかったので、お菓子や小物をいれる入れ物にしました。
このように使わなくなった哺乳瓶をアレンジして、取っておいている方もいるのではないでしょうか。
哺乳瓶を買う機会というのは何度もあるわけではないので、お子さんが使わなくなっても、取っておくと思い出にもなって良いかもしれません。
母乳相談室は手の大きさくらいの小さめな哺乳瓶なので、入れ物として可愛くアレンジできておすすめですよ。