生まれたての赤ちゃんを見ると、自然と顔がニヤニヤしてしまうくらい、とっても可愛いですよね。
でも、実際に自分が育てるときに直面するのが、毎日のオムツ替え。
おしっこだけならまだしも、新生児時期の赤ちゃんは1日に何回もうんちをします。
しかも、そのうんちがオムツに収まらずに漏れてしまっていたりすると、いくら可愛い我が子でもちょっとゲンナリ。
お洋服を着替えさせてあげたり、場合によっては布団のシーツを交換しなきゃいけなくなって、当たっちゃいけないのは分かっているけど、赤ちゃんにイライラしてしまったり。
そんな無用なイライラを減らすために知っておきたい「オムツ漏れを防ぐコツ」をご紹介します。
オムツの要とも言えるべきアレをしっかりと出す事!!
オムツをつけてあげる時、ギャザーをきちんと出していますか?私の場合は、急いでオムツ替えをして、ギャザーを出していなかったせいで漏れてしまっていたことが多々ありました。
オムツは足回りのギャザーがうんちの漏れを防ぐ役割をしているので、履かせた後には足回りのギャザーが外側に出ているか必ず確認しましょう。
一度オムツを付けてあげた後に、足回りに指を入れてギャザーを引き出すようにすると、簡単にギャザーを出してあげることができます。水着やブルマの食い込みを直すような感じですね。
また、オムツを付けてあげる前にオムツをしっかりと開いて、ギャザーを立ててお尻を包み込むように付けてあげると、一度で正しくつけることができますよ。
テープタイプはオムツの長さにも注意!
テープタイプのオムツを付けてあげるときには、お腹側と背中側のオムツの長さが極端に違わないようにしましょう。特に、背中側が短いと背中から漏れてしまうことがあります。私の子供の場合は、足をバタつかせるせいでオムツが半ケツ状態になり、おしっこがもれてしまうことがありました。背中側を少し長めにしてあげると、背中漏れが少なくなります。
また、テープで止めるときに少し引っ張り気味に貼ってあげるのもフィット感を高めます。ウエストに指2本ぎりぎり入る程度なのを確認して、窮屈すぎないように履かせてあげましょう。
フィット感やサイズが原因?!色んなメーカーを試すべし
「オムツはどのメーカーも同じだと思っていませんか?」
新生児の頃から大量に使う消耗品と言えば、オムツとおしりふき、ミルクです。使わない日は間違いなくありません。オムツとおしりふきに関して言えば、日によって多くなることもある消耗品です。
とにかく消耗するのも早いので、金額も馬鹿になりません。家計が気になるママならなるべく安く抑えたいアイテムではないでしょうか。しかし、金額に差があるように使用感も差があります。
私は初めてのオムツ選びの際、同年代ママ友から「安くて使い勝手が良い」と評判のオムツを買いました。しかしそのオムツを使っていた頃はほぼ毎日のように横漏れしていました。不慣れなオムツ替えが原因だったのかもしれませんが本当によく横漏れするため、子供の肌着やシーツが汚れて私自身のストレスにもなっていました。
「横漏れしてストレスを感じたり、シーツや肌着が使えなくなる方がコストもかかるから、他のオムツも試してみたら?」
友人から言われて、色んなメーカーのオムツを試してみたのですが、使ってみるとメーカーごとに使用感が本当に違うことに気付きます。サイズはすべて同じサイズですが、同じサイズのはずなのにメーカーによって少し大きかったり、伸縮性があったり。
また、色々と使ってみて、息子の足は若干細いことが分かり、数あるオムツの中でも太もも回りが少しきつめのオムツを履かせるようにしてみました。そのおかげで横漏れする頻度が著しく減り、汚れ物を片付ける私のストレスも溜まらなくなりました。
オムツで漏れるという方がいたら、まず色んなメーカーのオムツを実際に試してみましょう。
もしかしたら「使い勝手が良い」と言われているオムツではないものが自分の子には合う場合もありますし、結果的にオムツ替えのストレスを減らせるかもしれません。産院やプレママイベントなどで試供品(サンプル)をもらえる他、メーカーによってはwebサイトから請求することもできます。
また、S、M、L、ビッグと数種類のサイズがありますが、赤ちゃんによってはすぐにサイズアウトしてしまうことも。赤ちゃんのお尻や足回りに赤い跡がついたり、テープを一番外側で止めなければいけないなどサイズが合わなくなってきたら、ひとつ上のサイズに変えてあげましょう。
パッケージ通りのサイズを選んでうまくいかないときは、赤ちゃんの様子を見ながらサイズアップすると良さそうです。迷った時はとりあえず上のサイズを買ってみて、試してみる事!
もし上のサイズがまだブカブカでも、いずれ使う事になるので、買っておいて損はありませんね。
オムツ漏れしてしまった時は?普段からの準備が大事!
上記のようなポイントを押さえてしっかりオムツを履かせてあげたつもりでも、「オムツ漏れしちゃった!」というときもあります。そんなときは、慌てずに素早く交換してあげましょう。着替え、新しいオムツ、お尻拭き、ティッシュ、汚物用ゴミ箱を手の届くところに準備してから、赤ちゃんの洋服を脱がせてあげます。
まずは履いていたオムツの少しキレイな部分で、足やお尻に付いたうんちを拭き取っておくとベター。オムツで拭き取りきれなかったうんちは、ティッシュで軽く拭いておくとあとが楽です。
新生児の少し水っぽいうんちは、お尻拭きだけで拭き取ろうとすると何枚も使わなければ拭き取れないので、初めはティッシュがオススメ。お尻拭きは最後の仕上げにするつもりで使うといいですよ。
新しいオムツをつけてあげたら、ギャザーを確認して、新しい服を着せてあげましょう。汚れた服に付いてしまったうんちも、洗濯する前に軽くティッシュで拭き取っておくと後始末が楽になります。
もし盛大にうんちをしていて、ティッシュやお尻拭きでは間に合わない!というときには、我が家では洗面台のボウルに赤ちゃんを入れて、暖かいシャワーでお尻を流してあげたこともありました。
お尻拭きだけでは衛生的に気になる…という場合には、キレイにお湯で流してあげると赤ちゃんもスッキリとして気持ちいいかもしれません。
新生児のオムツ漏れを防ぐコツのまとめ
オムツ漏れを防ぐには、オムツのギャザーをきちんと出してあげること、赤ちゃんの成長に合わせたサイズ選びをしてあげることが重要です。
オムツのパッケージには、オムツの付け方がイラストで説明してあります。もう一度読み直してオムツの付け方を復習してみましょう。たまに見直すと、自己流で付けてしまっていることに気付くかもしれません。
ジタバタと暴れまわる赤ちゃんにフィットするようにオムツをつけるのは苦労しますが、コツを掴めばすぐに簡単にオムツ替えできるようになりますよ。オムツをつける一手間で漏れが防げるならやってみる価値ありです。
オムツ交換は1日に何度も行う事なので、あらかじめひとつの場所にグッズや着替えを用意して、手順を頭に描いておくと慌てずに済みます。また、漏れてしまった時のオムツ交換も、手際よくできれば、赤ちゃんがぐずる時間を短くすることができて、ママやパパの負担も軽くなります。
オムツ漏れ防止のコツを知ることで、イライラせずに赤ちゃんのお世話を楽しめるといいですね。