《当サイトでは記事内に広告があります》

子育てで一番大変な時期はいつ?3人兄弟を育てるママの経験談

スポンサーリンク

子育て真っ最中のお母さん方、家事に育児に、毎日本当にお疲れ様です。
我が家にも1歳、7歳、10歳の3人の子供がいますが、末っ子は絶賛夜泣き中。真ん中はちょっとした反抗期、上は打たれ弱くちょっとしたことで酷く落ち込むので、毎回フォローする必要があり、まだまだ手がかかります。上二人は小学生なのもあり、少しはのんびり3番目の子育てができると思っていましたが、むしろ上の子達のほうが手がかかっているのが現実です。赤ちゃんのうちは話せない分、意思疎通も難しく、こちらの言ってることをなかなか聞いてくれないときも多いです。夜泣きやイヤイヤ期などもあるので、小さいうちのほうが手がかかるイメージがありますが、実際のところいつまで大変な時期が続くのでしょうか。
子育てしているなかで大変に感じたことや、どの時期が一番大変なのかなど、わたし自身の経験や周りにいる子育てのベテランに聞いた話などをまとめてみました。

スポンサーリンク

赤ちゃんのうちは、夜泣きやイヤイヤ期

兄弟

子供が赤ちゃんのうちは意思疎通の難しさや夜泣き、睡眠不足や自由な時間がないことへのストレスなどで、心身ともに疲れてしまうこともあるかと思います。少し大きくなって自我が芽生え始めると、自分の意志というものを持つようになりますが、この頃はこちらの思い通りにはなかなか動いてくれませんし、活発に動き回る時期でもあるため、手もかかり大変かと思います。特に何をするにもイヤ!となるイヤイヤ期は、こちらが根をあげたくなるほど。パジャマのズボンを履くのを嫌がり、何十分も泣き続けた長女の姿は、5年経った今でも鮮明に覚えています。
今となっては笑い話ですが、当時はどうすればイヤイヤ期を上手く乗り切れるのだろうか、と当時は本気で悩んでいました。今だから言えることですが、イヤイヤ期を乗り切るコツは、子供の『イヤ!』という気持ちをしっかりと受け入れてあげることなのかしれません。こうしなさい!こうしなきゃダメよ!というのは逆効果ですし、こちらも疲弊してしまいます。イヤイヤ期は、親として忍耐力が少しつく時期なのかもしれません。

小学生では「10歳の壁」、中学生では「思春期」に

わたしも母親になって10年ほど経ちますが、正直、小学生くらいになれば少し手も離れ、子育ても楽になると思っていました。確かに手は少し離れたかもしれません。お風呂やトイレ、着替えなど、自分の身の回りのことは自分で出来るようになりました。学校も自分達で歩いて登校するため送り迎えをする必要もありませんし、帰宅後も友達と遊んだりゲームをしたりと自分の自由に過ごしていますので、小さい頃のように「ママ遊んで!」とわたしにせがむこともなくなりました。

ですが、子育てが楽になったかと言われたら、10歳の長男の子育ても、7歳の長女の子育ても相変わらず大変です。「赤ちゃんのころや園児のころとはまた違う大変さを感じるようになってきました」と言う方が正しいかもしれません。

小学生になると、急に子供の世界が広がります。様々なところから様々な子が入学してくるので沢山の刺激を受けるようになり、まだ知らなくていいことや、使って欲しくない言葉もいっぱい覚えてくるようになります。それまでは幼稚園や保育園で過ごす以外はずっと親がそばにいたのが、放課後や登下校時、帰宅後の遊びなど、親の目がない時間が一気に増えるようになります。そうすると友達同士のトラブルなども起きやすくなり、学校や相手の親御さんとのやりとりが必要になることもあったりします。

また子供の心も一気に成長する時期でもあります。「10歳の壁」ってご存知ですか?低学年までは『頑張れば自分でもできる!』と思えていたのが、高学年の10歳頃になると、周りの友達と自分自身を比較してしまい、劣等感を抱いたりしてしまうことを「10歳の壁」と言うそうです。

小学生

実は我が家の長男はまさに今「10歳の壁」と闘っているところです。自分の容姿や身体能力など、様々な面でと友達と自分を比較してしまうようです。性格的にも神経質で傷付きやすいタイプなので、学校からの帰宅後は毎日のように話を聞いては、こう考えてみたら?こうしてみたら?とアドバイスやフォローをしています。時には学校との話し合いが必要になる時もあったりと、長男のケアは神経を使うことが多く、わたし自身も悩むこともありますし、精神的に疲弊してしまうことがあります。

では中学生になると楽になるのか?というと、この頃は思春期になり反抗期もやってくる時期です。「ろくに口もきかなくて困ってる」など、中学生の子を持つお母さん方からはよく聞く話です。親としてどう向き合えばいいのか頭を抱える時期のようです。

このように子供が何歳になっても悩み事や心配事がなくなることはなく、いつまで経っても手がかかるなぁ、と感じるものなのかもしれません。大げさに言えば、成人して親元から離れる時までは子育ては大変なもの、というのが正しい答えなのかもしれませんね。

一番大変な時期や感じ方は、人それぞれ

子育ては成人して親元を離れるまでは大変なものだとここまでで述べてきましたが、そんな中でも一番大変な時期といえば、皆さんはいつ頃だと思いますか?

やはりお世話が必要な赤ちゃんの時期?
それとも、子供の世界が広がり、心も体も一気に成長する小学生の時期?
思春期や反抗期の10代ですか?

子供を育てていく上で、この時期が一番大変と一概に言える時期などはなく、やはり手元から離れて行くまではずっと大変なのではないでしょうか。大変の内容が違ったり、その子によっては手のかかる年齢が違ったりもしますし、なにより同じ子を持つ母親でも、皆が皆、同じことを同じだけ大変に感じるわけではありません。この程度なら、と思える人もいれば、酷く苦痛に感じる人もいるのです。

子育てしているお母さんは多かれ少なかれ皆様々な悩みや苦労を抱えていて、皆大変なのは確か。ですが、子育ては答えがないもので孤独な闘いでもあります。『子育ては皆大変なのは同じ…』と我慢したり、一人で抱え込んだりせず、誰かに話を聞いてもらうことも必要です。悩みに答えはでなくとも、共感してもらうだけでも救われることがあります。

わたしが救われたある出来事…わたしの考えを大きく変えた

つい先日こんな出来事がありました。
夫の給料日に振込などを済ませるため、末っ子の次男を抱っこひもで前抱きし、近所の銀行へ出かけました。多くの人が給料日のその日、銀行は当然のごとくとても混み合っていました。次男はつかまり立ちを覚えて、ハイハイも上手になってきた頃。大人しくずっと抱っこされていられるわけもなく、ぐずり始めてしまいました。
みなさんご存知の通り、銀行などの公共の場で子供が泣き始めると、親としてはとても肩身の狭い思いをするのが日本です。わたしも同様に必死に次男をなだめながら「一度出直してこようかな」と考えているうちにわたしの番号が呼ばれ、窓口に案内されました。

普段は記入した振込用紙と現金を窓口で渡し、再び席で精算を待つ流れなので、当然その日もそのつもりでいました。ですが、窓口担当だったその女性の行員さんは『そのまま立ってお待ちいただけますか?すぐ精算しますので』と言って手早く精算処理を済ませると、おつりと領収書を封筒にしまって渡してくれたのです。子供を抱っこしたまま財布をいじる必要もなく、渡された封筒をそのままバッグにしまえばいいだけになりました。気持ち的にも焦っていたので、本当に有難く思いました。「すみません!ありがとうございます!」と言うと、その行員さんは「こちらは封筒にいれるだけですからなんの手間もかかっていませんよ。今が一番大変な時ですよね。よくわかります。気になさらないでください」 そう笑顔で言われ、胸が熱くなり涙が出そうになりました。全く知らない、今日初めて会った人なのに、何気ない気遣いや思いやりの言葉でこんなにも気持ちは救われるものなのだと初めて知ったのです。

この出来事以来、わたし自身も誰かの救いになれたらいいなと思うようになりました。悩みは違えど、お互い子育て中の身として共感しあったり、自分になにか出来ることはないかな?と、考えるようになりました。
わたし自身、まだまだ親としても人としても未熟ですが、3人の子供をここまで育ててきた経験を活かすことで、誰かの力になれたらいいなと思っています。大きなことはできませんが、自分に出来ることを模索しながらこれからも過ごしていこうと思います。

 

タイトルとURLをコピーしました