バルミューダの製品は、何といっても見た目のそぎ落とされた美しいデザインと機能面のシンプルさが特徴です。この電気ケトルも例に漏れず、そうです。以前使っていた電気ケトルが2年ほどで壊れてしまい、バルミューダの電気ケトルに買い替えて3年になりますが、故障もなく使い続けられています。基本的に満足しているので紹介したいと思います。
見た目の劣化が少ない
以前使用していた電気ケトルは、表面が鏡面ステンレスで光沢があり、最初は美しかったのですが、だんだんと水垢やキッチンの油、ほこりで汚れが目立ちました。またお手入れをしていてもすぐに汚れてしまうので、丸洗いできるヤカンの方がマシなのでは…と思うほどでした。
一方でこのバルミューダの電気ケトルは、表面がマット加工で汚れが目立ちません。コンセントの関係上、我が家ではコンロの近くにあるのですが、油跳ねの頻度が以前より高いのにも関わらず、汚れたように見えません。明らかに汚れた時も、台拭きでさーっと拭けば落ちるので、ものすごく楽です。
ただ、本体上部に一箇所、表面加工が剥がれてしまった部分があります。おそらく何かが当たって衝撃が加わったのかなと思いますが、どうすることもできず、放置しています。
また、蓋の脱着箇所の白いカルキ汚れは、黒いタイプだと目立ちます。実は3年間一度もお手入れしていなかったのです…。クエン酸を浸したキッチンペーパーを数時間塗布してカルキをゆるめた後、クレンザーでこすって落とすことができました(クレンザーで塗装が剥がれないか心配でしたが大丈夫でした)。すすぎの際は電熱部に水がかからないよう気をつけてください。
容量600mlは少ない?4人家族の場合
他社製品は800mlが一般的かと思いますが、バルミューダの電気ケトルは600mlと少なめです。以前使用していたものは1Lだったので、実際に足りるのか、我が家でも購入前の懸念事項でした。
使ってみた結果、使用目的にもよると思いますが、4人分のコーヒーを淹れたり、通常の使用で足りないと感じたことはありません。カップ麺に注ぐお湯を沸かす場合は、ちょうど1人分の量(大盛り焼きそばでも足ります)なので、急ぐ場合は小鍋を動員するときもあります。
そして何よりも満量まで入れたケトルを持ったときの重さが、ちょうど良いです。1Lだとやはり重かったです。これも慣れなのかもしれませんが、毎日使うものは知らない内に少しずつ腕の負担になっていくので、できるだけ軽い方が良いというのが経験上、強く感じることです。
本体は熱くなるので子どもは注意して
小さいお子さんがいる場合は、つい両手で持ってしまうかもしれません。他社製品に、本体は熱くならないものがありますが、結局中から出てくるものは熱湯なので、危険なことに変わりはありませんよね。やかんと同じだと思ってお子さん含め、扱いに注意してください。我が家では子どもも慣れたもので、上手にコーヒーを淹れてくれますよ。
まとめ
電気ケトルは忙しい朝にとても便利ですが、キッチンに出しっぱなしにする家電は、デザイン性や汚れのつきにくさ、落としやすさも重視してみてください。満量にした重さも考慮すると、負担にならず長く使えると思いますよ。