キャッシュレス化が浸透してきましたね。クレジットカードに次いで利用率の高いPayPay(2020年1月時点)は、田舎でも導入していないお店の方が珍しいと感じるほどです。感染症の対策としても、支払いの時短、衛生面でのメリットが大きいですよね。そんなキャッシュレスに移行しつつ、この機会に財布のミニマル化をはかってみませんか?
今回は私が2年以上使ってみて便利だった「CINQ(サンク)小さめの財布」をご紹介します。
カードが出しやすい
本体と、外のポケットのどちらも好きに使えるのですが、カード類は外のポケットに収納するのが使いやすいかなと思います。特にクレジットカードはここに入れておくと出し入れしやすく、支払いの際にスムーズです。以前使用していた長財布はカードを1枚1枚入れるための切り込みがあり、目当てのカードを見つけやすいのですが片付けるときに毎度、手間取っていたのでした。今では、財布のポケットにはクレジットカード、免許証、保険証の3枚だけを入れているので出すときもしまうときも早く、楽になりました。ちなみにポイントカード類はここではなく、専用のカードケースに入れています。
多くの紙幣や硬貨の出し入れには不向き
ファスナーの滑りはとてもスムーズで開閉しやすいです。ただ実際に紙幣や硬貨の出し入れとなると、財布自体が小さい分、枚数の制限を感じます。マチがないので硬貨をたくさん入れてしまうと見分けにくいですし、紙幣も多いとファスナーの開閉時に引っかかるときがあります。私の場合は常に紙幣は万札を1枚のみ、小銭は少しだけ、と決めて、定期的にリセットしています。
節約ルールが守りやすい
常に入れておくようにしている1万円札をできるだけ崩したくないので、現金払いのみの場ではなるべく不要な買い物をしない、というマイ節約ルールも守りやすくなりました。かといってカードやスマホ決済で使い過ぎてしまうと元も子もないので、レシートは必ずもらうようにして家計簿をつけています。(キャッシュレスでも使える額を設定したりと、予算を管理できるアプリもあるみたいなので活用していきたいですね。)
イタリア牛革の品質と美しさ
本革ならでは、使えば使うほど馴染んで柔らかくなります。装飾が少ない分、革の質感や、ボタンやファスナーの金色との組み合わせが美しく際立ちます。ボタンは真鍮製なので経年変化で上品な鈍い色になっていくのですが、それも気に入っています。
お手入れは革用ワックスで
2年以上使っていますが、黒色なのをいいことに汚れが目立ないというか全く見えません。今回この記事を書くにあたって、せっかくなので革用のお手入れワックスでメンテナンスしてみました。拭き取った布が汚れで少し黒ずんでいたので、これからは忘れずに定期的にメンテナンスしようと思います。
せっかくなので鈍い金色になった真鍮のボタンも、少量のキッチンクレンザーで優しく磨いたら元の輝きが戻りました。ただ革に付着しないように磨くのが難しかったので、次回からは市販のアクセサリー用磨きクロスを使用しようと思います。
ちなみにこの皮用ワックスは革靴や革バッグにも使用しているもので、柑橘系の爽やかな香りがしますよ。
小さいバッグで使える
バッグの中がパンパンに混み合うのが苦手なのですが、この財布なら小さいバッグでも問題なく入ります。食材の買い出しなど、現金決済のみのお店に行く時はこれとは別に簡易的な家計用財布も使っているのですが、旅行先ではこの「小さめの財布」だけを持っていくので身軽ですよ。
現金を使うことが以前より減り、シーンによって使い分けたいなと思っている方にぜひ試していただきたいアイテムです。デザインも素敵なので、これに合わせてアクセサリーを金色の小ぶりなものに揃えたり、バッグの金具部分とリンクさせたりと、ファッションの一部としても楽しめますよ。